ぼちぼち、不登校!

不登校5年目の私が経験したことをありのまま?!に書くブログ

朝起きれないだけじゃない?起立性調節障害とは 起立性調節障害本人ブログ ぼちぼち不登校

起立性調節障害(OD)のつらいこと

 

思春期に多い起立性調節障害。突然倒れてしまったり、朝起きれなかったり…

 

私(16)、起立性調節障害なんです。

診断されてから体調は悪化していくばかり、

不登校になってしまいました。精神科に入院したり、うつ病に悩まされたりと

結構大変な日々を過ごしています。

 

ですが起立性調節障害だと診断されても、不登校になってしまったとしても

どうか、希望を捨てないでください。

 

今回は、

起立性調節障害を経験した私が、辛かったこと」を紹介していこうと思います。

 

 

起立性調節障害ってなに?

 

起立性調節障害を、本当に簡単に説明すると 「病気」です。 

 

代表的な症状の一部

 

「朝起きられない」

「だるい」

 

とありますから、起立性調節障害を知らない人が聞いたら

 

「やる気が足りないんじゃないの!?」

 

 と思ってしまうかもしれませんが、それは違います。

 

起立性調節障害のこれらの症状は病気です。

そうして朝起きれないのか、どうしてだるいのか、倦怠感があるのか、

それは、やる気が足りないわけではなく、病気なのです。

 

「自分は朝起きたくなくても、気合いで起きている」

「みんなは、頑張っている」

 

そのような心無い言葉を、どうか、起立性調節障害を患う本人に言わないでください。

起立性調節障害は症状だけではなく、

心無い言葉を、学校の先生や友達、家族などに言われてしまい

心を病んでしまい、体調が悪化してしまう恐れがあります。

 

"怠けではない"起立性調節障害に理解を

起立性調節障害

「やる気」だけで解決できる問題ではありません 。

 

起立性調節障害の一般的に知られている症状は以下の通りです。

  • 朝起きれない
  • 倦怠感
  • めまい
  • 目の前が真っ暗になる
  • 頭痛
  • 腹痛
  • 思考力、判断力の低下
  • 動悸息切れ

など

 

目覚まし、つけておいたのに起きられなかった・・・

朝礼で長時間立っているのが辛く、倒れてしまった・・・

立ち上がった瞬間に、目の前が真っ暗になってしまい、倒れてしまった・・・

身体中が重い。重力が通常の倍になった感じがする・・・

なぜか、何も考えられなくなってしまう。思考力、判断力の低下・・・

 

だったりと、学校生活、日常生活に、支障がでる症状が数多く確認されています。

 

大人になれば治ると言われることもある起立性調節障害ですが

そのうち治るだろうと、ほおっておくことはお勧めできません。

確かに、よくなることはあるのかもしれませんが

思春期の今に起立性調節障害の症状で、学校や日常生活に支障が出てしまうと

今後の人生に関わってきてしまうことが予想されます。

 きちんとお医者さんに診てもらい、今一度、家族で考えることが

とても大切です。

 

無理やり起こさないで

朝起きないと、「起きろー!」と無理矢理起こしたくなってしまうかもしれません。

ですが、無理矢理起こそうとすると起立性調節障害のお子さんは

きっと反抗をすると思います。私がそうでした。

 

なぜ無理矢理起こしてはいけないのかと言うと

「本人も、本当は起きたいから」です。

起きようと頑張っているのかもしれないし、重力と戦っているのかもしれません。

 

学校に行く時間なのにぐっすり寝ている場合 は

「また起きれないんじゃないか・・・」

「遅れたら、教室の後ろから入るのがいやだなぁ」

「どうしよう・・・」 「人間関係のこと」 など

 

寝る前に明日の学校のことを考えていると、朝が来るのが不安で仕方なくなってしまい

なかなか眠りにつけなくて、やっとこさ寝れたのが朝方だったりで

結局起きれなかったりすることがあります。

 

普段は見せない、見えていないかもしれないけど

実はすごく考え悩んで、寝ています。

 

プレッシャーとの関係性、言葉がけについて

学校にいけない起立性調節障害のお友達のために、クラスの皆でお手紙を書こう!

と思っている学校の先生はいませんか?

 

 「明日は学校に来れるといいね!」

「頑張ってね!!」

「早く元気になってね!」

 

この言葉は、一見とてもいい言葉に見えますし、本当にいい言葉だと思います。

 

でも、「明日は学校に来れるといいね」と言う言葉をもらったのにも関わらず、

学校に行けなかった!と言う体験を何回も繰り返していくうちに

 

「みんなの期待に応えられない自分」というものが出来上がってしまいます。

起立性調節障害の自分からすると、「みんなに申し訳ない・・・」

と思います。

 

他にも、

学校を休んでいる間に、溜まってしまった手紙を

届けてくれる優しすぎる、人がたまにいますが、それも同じように

「いつも悪いなぁ・・・」「申し訳なさすぎる・・・」

と言う気持ちでいっぱいになってしまうことがあります。

 

じゃあなんて言葉をかけたらいいの?

 

プレッシャーをかけないような言葉 

です。

 

学校に 行きたいのに 行けないが、もう行きたくない へ

 

起立性調節障害不登校になって「本当は行きたいのに、行けない!」から

「もう、学校行きたくない・・・」になってしまう可能性はゼロではありません。

 

なぜなら私が、そうだったからです。

そして何よりも、同じ不登校の人たちもそうだったからです。

 

それは

起立性調節障害がなかなか治らないから」です!!

 

じゃあどうしたらいいのでしょうか、それについて考えていきましょう。 

 

次回、「どうして起立性調節障害はなかなか治らないのか」

 

 

不登校起立性調節障害をはじめとした、発達障害うつ病についてを

深く考えた患者本人のブログ、今後もブログ更新していきます。

 

ぜひ読者登録を!